魚の目は痛みを感じる現象です

足の裏の皮膚である角質層の一部が固くなり、盛り上がってくる現象のこと「魚の目」を言います。 別名、鶏眼とも言います。 色は白っぽく、強く刺激すると痛みを感じます。 なぜ、このようなものが足の裏にできてしまうのかと言うと、裏の同じ部分に無理な力がかかるからです。 無理な刺激がいつもかかり続けると、皮膚は防御反応を起こし、硬くなってしまうのです。 鉄棒をすると、手のひらに「まめ」ができたり、鉛筆を使い続けると、指に「たこ」ができるのと似ています。 しかし、指にできる「たこ」や「まめ」は、通常芯がないので痛みがありません。 ここが魚の目とは大きく違うところです。

手

歩き方で無理な力がかかり、魚の目が出来る

では、どういう場合に足の裏に無理な力がかかってしまうのでしょう。 まず歩き方に変な癖があったり、歩くときの姿勢が悪かったりした場合に、裏の一部に力がかかってしまうことが魚の目患者には多いようです。 またスポーツで激しく走り回ったり、クイックを使ったような動きをし続けたりすると、やはり一部に無理な力がかかりやすくなります。 さらに考えられるのは、自分の形に合っていない靴を履き続けることです。 特に女性のハイヒールなどは、靴の先端部分が細くなっているものが多く、また先に過度に体重がかかるために、同じ部分にいつも無理な力がかかってしまいます。 このために発生の理由になりやすく、外反母趾との合併症も起こりやすい状態になっています。 もし、仮に魚の目になることを避けたければ、見かけのデザインばかりにこだわるのではなく、自分の足にフィットしたシューズを選ぶことが大切です。 しかし、注意していてもなってしまうこともあるでしょう。 もし、そうなった場合、どのように受け止め向き合って治療したら一番良いのでしょうか。

子供

市販されている薬で魚の目は除去できる

まず市販の薬で治療をする場合ですが、様々な魚の目に関する商品が販売されています。 主に貼るタイプのもの、液状のもの、さらに内服薬のものがあります。 まず絆創膏ですが、患部に貼るだけでOKと、とても使い方は簡単です。 貼る部分に薬剤が付いているのですが、これが患部に浸透すると角質化して硬くなっていた魚の目が柔らかくなり、除去することができるようになります。 絆創膏タイプの種類は、患部に合わせて大きさを変えることができる保護パットがついています。 これは患部以外の正常な皮膚に薬剤が付着するとよくないからです。

皮膚科

絆創膏では時間が掛かるので皮膚科の内服薬で治療する

また液状の薬も、絆創膏に付いているのと同じ成分からできています。 つまり、硬くなってしまった魚の目患部を柔らかくして綺麗に取り除くことができます。 創膏との違いは、薬剤を塗りやすく、使用箇所を選ばないということです。 ただ、魚の目患部が足の裏ですから、歩いていると靴下などにせっかくの薬剤が移ってしまい、効果が半減してしまうことも考えられます。 ですので、いつも外を歩くことが多い方は、一般的には絆創膏のほうが良いかもしれません。 また、夜寝る前に塗布するのが良いでしょう。 内服するものは、ハトムギ茶の成分などが入っています。 効果が出てくるのに時間がかかってしまうのが欠点ですが、皮膚が弱く、絆創膏や液体だと肌が荒れそうで心配な方は、内服薬を選ぶと良いでしょう。 市販薬ではあまり効果が現れない方や、店頭販売では心配な方は、皮膚科に行って治療をするのが良いでしょう。

治療方法

生活習慣病による魚の目は靴を変えるのが大切

皮膚科での魚の目治療法というのは、まず厚く固くなってしまった角質を削りとり除くことから始まります。 そしてそのあと、中心部分にある芯も取り除きます。 このような治療は自分ではなかなかできないことです。 また、すぐにその場で角質や芯が除去できないようでしたら、所謂スピール膏という市販の薬と同じ成分の薬を患部の大きさに合わせて貼って数日様子を見ます。 そして硬くなってしまった角質を軟らかくしてから取り除きます。 やはり、市販薬で治療するより、皮膚科に通院したほうが遥かに楽で簡単なようです。 ところで、せっかく苦労して取り除くことが出来たのに、再び再発してしまうことがあります。 そのために、何度繰り返しても同じだという誤った考えを持ってしまう人もいるようです。 しかし、そもそもこの病気は再発するものなのでしょうか。 決してそうではありません。 再発してしまうのは、魚の目ができてる原因である、歩き方や合わない靴を履き続けることいよって起こるのです。 これではもともこもありません。 この病気はある意味、生活習慣病のようなものです。 歩くことに関する生活習慣を変えない限りは、何度でも再発してしまうことでしょう。 ですから、きちんと治療して取り除いた後は、生活習慣も変えなければならないのです。 つまり靴を自分の足の形に合ったものに変えるとか、極端なハイヒールを控えるということが大切になってきます。 また、過度な力がかかる激しい運動を止めて、裏部分に負担のかからないような生活に変えていく必要もあります。 そうしなければ、また癖になって再発してしまうことでしょう。


原因

このページの先頭へ